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格差や貧困、少子高齢化や環境問題に多様性…
様々な社会課題に対し、解決の糸口を模索している段階にある現代は、まさに「不確実性の時代」だと言える。未だ有効な手立てを示せないのは、それぞれの問題を個別に捉えているからであり、解決において必要なのは「総合的な思考力」だとしているのが、森美術館の館長を13年間務め、世界を代表するキュレーターとしてアート界を牽引してきた南條史生だ。
「総合的な思考力」はこれまでアートが大切にしてきたことだという。社会課題への訴求は近年、業界問わず注目されているが、落合陽一はその手法が「テンプレート的でコンビニエンス的」だと指摘する。アートの役割とは何か?どう“展示”することが大切なのか?AIの登場でアートはどう変わるのか?これまでオノ・ヨーコや草間彌生、村上隆など世界的なアーティストの企画展に携わってきた南條氏と共に、アートの可能性を探る。
ゲスト:南條史生(キュレーター/森美術館 特別顧問)
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