EUがエンジン車の全面禁止を撤回──。
3月25日。土曜日にもかかわらず、そのニュースは、日本で大きく報じられた。
EUは2035年までに、電気自動車（EV/BEV）を軸とした「ゼロエミッション車（ZEV）」だけの販売が許可される見通しだった。
つまり、ハイブリッド車を含めた内燃機関車（エンジン搭載の自動車）の全面禁止となる。
それが一転。「合成燃料」を利用すれば、エンジン搭載車も販売できることになった。
ややもすると、これまでは欧米中が官民一体でEVを推進する中、日本だけがハイブリッド車を容認するという対立軸で語られてきた節がある。
実際、エコカーを巡る動向はもう少し複雑だ。
そこで、今回注目集めることになった合成燃料を含め、ヨーロッパおよび日本のエコカーの今と未来について解説する。

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00:00 OP
00:30 エコカーの今の状況
01:50 エコカーの種類
02:27 オールEVは無理ゲー？
04:44 人工ガソリンって何？
08:01 EUはルールメイキングが得意
10:14 今後、日本はどうなる？
11:16 結局EVとHVどっちがいい？
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