TDKのスピンメモリスタについて解説させていただきました!15年位前にスピントルクMRAMの論文を読んだりしていたので、懐かしく思いました!当時は、NOR Flashの研究開発をしており、VLSIとかISSCCとかIEDMとかの学会の論文を読み漁って、先端メモリの研究をしていました。頭の中は電子とトランジスタでいっぱいで、日々トンネル効果やショートチャネル効果、チャネルホットエレクトロンのことで頭がいっぱいだったのが懐かしいです。
今回のTDKさんの電子のスピンを使って磁気を制御し、抵抗値を変化させてメモリスタとして使うのはすごく面白いアイディアだと思います。また、実際に集積回路で作り、それをつかってAIのデモを行えたのはかなり面白いと思います!今後どれくらい集積化できるのか?が大きなポイントで、実デバイスの断面構造とか見てみたいですし、どこか学会で論文発表していただければ読みたいなと思いました!今後に期待しています。
◆TDKのメモリスタの参考記事
TDK、人間の脳のシナプスを真似たアナログ素子「スピンメモリスタ」でAIデバイスの消費電力1/100を実現
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1631514.html
ニューロモーフィック技術でAIのエネルギー問題を解決
https://product.tdk.com/ja/techlibrary/developing/neuromorphic/index.html
◆半導体のおすすめコンテンツ
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0:00 TDKのAI半導体はNVIDIAを超えるか?メモリスタで消費電力
1:46 メモリスタとは何か?
3:58 TDKのスピンメモリスタの構造と動作
5:43 スピンメモリスタが抵抗を変化させる方法
7:31 スピンメモリスタの電気特性
8:39 TDKのスピントロニクスの技術
9:56 AIに応用する方法~DeelLearningとは?
11:49 NVIDIAのAI半導体で計算すると消費電力が大きい理由
13:50 TDKのスピンメモリスタで消費電力が大幅に下げられる理由
15:20 NVIDIAとTDKとの消費電力の実測値比較
–自己紹介など————————————
もふもふ不動産 もふのプロフィール
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1980年生まれ。東京都出身。研究開発の仕事を2003年から続け、SONYや東芝で世界最先端の半導体研究開発に携わる。リーマンショックで会社がつぶれそうになったのをきっかけに、株式投資や不動産投資を開始。2015年に法人設立し、副業で会社を経営。2017年からブログで不動産投資の情報を発信し、2018年にYoutube開始。2019年にサラリーマンを退職。現在は会社を経営している。
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